自己破産:精神的不調が原因で借金返済資金の捻出が難しくなった事例(50代 女性 会社員)
依頼者の属性
性別 女性
職業 会社員
負債総額 約1540万円
依頼に至る経緯
ご依頼者様は、離婚後、経済的に自立するため資格取得の学校に入学しましたが、家事・育児と勉強との両立は想像以上に大変で精神的に追い詰められしまい、学校を退学せざるを得なくなりました。これにより、資格を活かして収入を増やし、学費や生活費のために借入れた借金を返済する計画を断念することになり、返済が滞ってしまいました。
返済ができない状態で数年が経過し、債権者から訴訟を提起され預金を差し押さえられたため、当事務所に依頼されました。
解決結果
ご依頼者様は、当事務所に依頼される少し前に相続により約100万円を受領しており、手元に20万円以上の現金を保有している状態でした。破産しても99万円までの現預金は手元に残すことが出来るため、管財事件として申立てを行い、相続により受領した現金を手元に残すことが出来ました。
ポイント解説
身体や精神の不調が原因で以前のように働くことが出来なくなり、無収入になったり減収となり、借金返済が計画通りに出来なくなってしまうことがあります。そのような時に、返済のために他社から借金を重ねる自転車操業を繰り返す方も多くいらっしゃいますが、借金は増える一方であり根本的な解決にはなりません。
収入と支出を比べると、借金を完済するのは難しい状態にあると考えられる方は、早めに専門家に相談されることをお勧めします。
無料相談実施中
債務整理に関わるご相談は当事務所にお任せ下さい。 親切丁寧にご相談に対応させていただきますのでまずは無料相談をご利用ください。 お電話でのご予約は079-456-8220までお気軽にご相談ください。 |
![]() |
関連する解決事例
- 破産:減給により住宅ローンの支払いが困難となり老後破産した事例
- 破産:2度目の破産で、競馬による浪費が認められたが、同時廃止事件で免責が得られた事例
- 事業主破産:コロナ禍で売上が減少した飲食店経営者について、破産申立を行った事例
- 破産:借金の主な原因に免責不許可事由である投資・投機(FXやバイナリーオプション)が認められたが、管財事件とならず免責決定が得られた事例
- 破産:衣服をリボ払いで購入したことが原因で増額した債務につき、破産免責を得た事例
- 破産:1回目の破産で免除されなかった国民健康保険料の滞納分の一括請求を受けたことが主な原因で再度借入れを行い、2回目の破産申立をし、免責決定が得られた事例
- 破産:借金の主な原因に免責不許可事由であるギャンブル(パチンコ)が認められたが、管財事件とならず免責決定が得られた事例
- 破産:司法書士事務所に破産申立を依頼していたが、手続きの停滞により司法書士との契約を解消し、当事務所に依頼された事例
- 破産:破産手続前に退職金及び不動産売却代金を使用していた点につき、どうしても必要な使用行為であったことを説明することで同時廃止事件として受理された事例
- 自己破産:持病の治療に備え、自由財産拡張限度額である99万円を超える返戻金がある医療保険の継続保有が認められた事例(50代 男性 無職)